2011年5月24日火曜日

かきますよ、

友達が一人、いなくなった。


本当に突然で、うそだとおもった。
うそであってほしかった。

ともだちから連絡があって、どうやら本当のようなんだけど、
どうもまだ信じることができなくて、

お通夜の日、黒い服をまとう自分にとても違和感があった。
これから向かう場所はこれを着たら、
ひとつしかないじゃない、

土砂降りの中、
そんなこと思いながらとりあえずうちを出たのだけど、



道案内をする、白と黒の看板に、
はっきりとおっきく名前がかいてあった、


くらっとした。

でもどうしてもまだ信じることができなかった。


近くなっていって、階段を上りきったとこに、
写真にむかって人が並んでいた、




知ってる顔だった、




ああ、やっぱりほんとだったんだ。


このときちょっとだけ理解した。

これがお通夜。




朝起きて、もう一回会わないといけないって
反射的に思ったから、
自分にしたがうことにして
いそいでうちを出た。



先生や、ともだちの弔辞を聞いた、


知らない彼をここで初めて知ったんです、
知らないことがいっぱいあった。

当たり前だけれどもね、


わたしが接した時間は、
彼にとって人生のほんの少しだったかもしれないけど、

たしかに、わたしは彼のともだちでした。

彼の人生に触れてました、




だって、
ショナビで初めてであって、
一緒に過ごした、

(あ、
第一印象はチャラそうな男の子だったよ、
言ってなかったけど、ごめんね、)

一緒にショナビの階段を上がったこともあったし、
お好み焼きも行った。

スニーカー、ほめてくれたね。
でもちょっと前に捨てちゃったんだ。
ぼろぼろ過ぎて。ごめんね。


ライブも一回だけ行った、
あっつい日に一人で、
かっこ良かったよ、
ベース、やっぱりかっこいいよ!
なんだかボーカルの人はタイプではなかったけど、(これないしょ)



最後にあったのは、
ネスレで忙しいときに、
ダクトの流しそうめん大会にちょっとだけ参加させてもらった時だよね。

なんか良く分からないけど、
すっごく嬉しそうににやにやしてダシ一生懸命とってたね、

薬味をたくさんすすめてくれた、


そのそうめん、びっくりするぐらいおいしかったよ!
ほんとうだよ、


写真とれって、たくさん撮らされたっけ。





弔辞なかにいたきわむは、知らない部分がたくさんあったけど、
想像ができたし、納得した。

そうだよね、そうゆうやつだったって。


だから、自分が知ってる彼もちゃんとかれだったって
安心した、
というかなんかうまく言えないけど、


よかった、ちゃんと知ってた、
って思った。




相手をいくらだいすきだって、
愛してるっておもっても、
知らない部分はあって当たり前なんだよね、

人と関わるぶんだけ、
その人が存在するんですものね。



だから、これから自分に関わってる人の自分が知ってる部分を、
せいいっぱい大好きになりたいと思った、大切にしたいって思った。
それが、関わった人間の責任だとも思う。



自分が知ってるかれを一生わすれない。
これがわたしにできることでしょうか、




わたしもいつかそっちに行くんだろうから、
一度出会ったからには、縁があるってことなんだから、
また会えるでしょう。^^


根拠のない自信。




彼と関わった一人のともだちとして、
わたしが思ったこと。


長くなってしまったし、とても自分的なことばかりですみません。

かくかどうかも迷ったのだけど、
言葉にして自分も確認したかったの。

ゆるしてくださいね、


どうか安らかに。